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スタッフ偏愛商品コラム vol.117

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

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今回の当番

坂本

お買い物サイト担当
坂本 麻奈美(さかもと まなみ)

先日、箱根の明神ヶ岳へ
山登りに行きました。

順調に楽しんでいたのですが、
登りの途中で長年使っていた
登山靴の靴底がはがれて
ぺろんぺろんに!!

なんとか山頂までたどり着いて
お昼を食べていたら、
通りすがりの男性が声をかけてくださり、
「こういう時のために持ってるんです」
と、麻紐で靴底をしばってくれました。

颯爽と立ち去っていきましたが、
お髭もあって、まるで仙人のようでした。

山にいる人は皆優しいですね。

*****

今回、私がぜひこの商品の良さを
お伝えしたい!と思っているのは
「手延べ葛そうめん」です。

夏の定番のそうめん

夏は飽きるほど食べるそうめん。

冷たく食べられて、ささっと作れる
夏の味方です。

でも、
「そうめんに味の違いなんてあるの??」
とか、
「そうめんなんてどれも同じでは」
と思っていませんか?

そんなことありません。

このそうめんは味の違いがわかります。

手延べ製法で作られています

奈良県東吉野の坂利製麺所さんの
そうめんがおいしいひみつは

1:国産の本葛が入っていること
2:冬に干す寒造り
3:伝統の「手延べ製法」

この3つです。

まずは国産の本葛が入っていること。

もちろん国産小麦も使っていますが、
本葛が入っていることで
口当たりも喉越しも良くなっています。

そうめんってうっかり茹ですぎたり、
食べている途中で伸びて
おいしくなくなって
しまったりしがちですが、
本葛のおかげで伸びにくく、
くっついたりせず
最後の一口までつるりと
おいしくいただけるんです。

また、冬に干す寒造り、
かつ職人による手延べ製法であることも
おいしい秘密。

そうめんって実は冬に大量に作ったのを
夏に販売しているんです。

奈良・東吉野の地で地域の方々とそうめんを作っています

そうめんは生地を平たくして
細く切るうどんとは違い、
生地に撚りをかけながら
ほそ~く伸ばして作っています。

それはまさに職人技。

その後長めに切って竿にかけ、
外気に晒して乾燥させます。

晴天が多く気温が低く、
そして乾燥する冬が
そうめん作りに最適なのです。

乾燥時にはくっつかないよう
箸のようなもので1本ずつ離しながら
手間をかけて干し上げます。

本品は生地の練りから完成まで
2日もかかるそうで、
こんなにこだわって作られたそうめんは
なかなかないと思います。

本葛が入っていることからも、
コシもあって、つるつるとのどごし良く、
国産小麦のおいしさも感じられる
つややかでなめらかな本品は、
普通のそうめんに戻れないという
好評のお声もたくさんいただいています。

家で作ったものです。トマトと大葉を刻んだだけ

そうめんは薬味たっぷりで食べるのも
おいしいですが、
私は最近ぶっかけ麺にするのが
好きです。

一番簡単でよく作るのは、
トマトとツナフレークをのせたもの。

大葉や葉ねぎをのせたり、
オクラを刻んだものなどもあると
うれしいですね。

めんつゆを上からかけます。

お昼ごはんが多いですが、
すぐに作れるので頻繁に食べています。


また、祖母の住んでいる山形では、
サバの水煮缶を使った「ひっぱりうどん」
という郷土料理があります。

うどんではありませんが、
サバの水煮缶をほぐして漬け汁にいれて、
そうめんを食べるのもおすすめです。

水煮の缶の汁もめんつゆに入れると
味が濃厚になっておいしいですよ。

山形にはきゅうりやなすを
細かく刻んで作る「だし」という
郷土料理もあって、
こちらも薬味にするとおいしいです。

小さい時に田舎の畑で
たくさんとれた野菜をたくさん入れて
食べていましたが、
おおざっぱな私は、
亡くなった祖父からいつも
「もっと細かく野菜を切って」
と言われていました。

山形だしそうめん 細かく刻むのは大変です

ゆでるだけですぐ食べられて、実は
いろいろなアレンジもできるそうめん。

まだ「手延べ葛そうめん」を
食べたことのない方は
この夏ぜひ試してみてください。

そのおいしさにびっくりしますよ。

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