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始まりは魚から。“食べて応援”にありがとう
傷があるものや規格外品を有効活用することで、食卓を豊かにし、生産者の暮らしを守る「もったいナイシリーズ」。シリーズの先駆けとなった「もったいナイ魚」は、おいしさそのままで手ごろな価格も人気です。
ここがもったいナイ!
水揚げ時に傷が付いてしまった魚は、輸出用になったり捨てられることも。おいしさに変わりないことに注目してお得な商品を開発しました。
大きすぎたり小さすぎるものは、一般の市場では低価格で取り扱われますが、味は正規品と変わらない品として商品価値を高めました。
本当はおいしいのに、製品への加工段階で捨てられてしまうことが多い部位を、食べやすく加工し商品化しました。
一般では知名度の低い魚が、地元や漁師さんの間では人気ということも。マイナーでもおいしい魚にスポットを当てました。
味良く、便利でお買い得。限りある海の恵みに感謝し、余さずいただく
傷が付いた魚は、売れないから捨てている──漁師から聞いた話が、大地を守る会のもったいナイ魚の始まりでした。「貴重な水産資源を無駄にしたくない。おいしいのに食べないなんて“もったいナイ”」と思い、改めて調べてみると、市場の規格に合わないため流通にのらなかったり、加工段階で捨てられたりなど、食卓に上がることのない魚が数多くあったのです。もちろん鮮度や味は正規品と変わりません。この隠れた海のお宝を有効活用したのが「もったいナイ魚」。これまでに約110品目を商品化してきました。
水産担当・浅海が語る──魚が獲れない今、できること
今、「もったいナイ魚」が「もったいナイではない魚」になっています。年々、魚の水揚げ量が減っているから、今まで市場では値が付かなかった魚も通常品として流通させているのが現状です。そうしないと水産業者は営業できなくなってしまいます……。それでもまだ有効活用できる魚があるんじゃないかと、市場に行って産地の声を聞きながら、もったいナイ魚を発掘しています。会員さんはおいしい魚をお得に食べられて、水産業者は生活が安定する。こうして水産資源を守り、上手に食べることで「魚のある食卓」を未来につなげたいですね。