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スタッフ偏愛商品コラム vol.52

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

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今回の当番

商品開発担当
黒川 麻紀(くろかわ まき)

入社してから約7年かけて
加工食品全分野の商品開発を担当。

販売部門・2回の育休を経て、
開発担当に復帰。

5歳と3歳の姉妹と、
食にうるさめの夫の4人暮らし。

連休に断捨離したわが家。

台所では古いフライパン・鍋を
総入れ替えして新しい整頓グッズも導入、
クローゼットでは留まっていたモノたちを
「今」に合わせて一気に整理。

使い勝手もよくなり、
久々にすっきりした気分で秋を迎えた
40代の働く母です。
*****

食欲の秋がやってきました。

新米、鮭に栗、サツマイモ、梨、
柿、りんご・・・・。

挙げればきりがない旬の美味しいものたち。

食べすぎが心配になりますが、
追い打ちをかけるように、
大地を守る会でも
秋冬限定のお菓子やお惣菜の
販売がはじまりました。

中でも私が
“悪魔のお菓子”と呼んでいるのが
この「平譯さんの小豆を使った
あんドーナツ(粒あん)」。

10月から4月ごろまでの期間限定販売です。

やさしい粒あんを
国産小麦のドーナツ生地で包んで
油で揚げ、さらにお砂糖をまぶした…
想像しただけで絶対おいしい!

濃いめのお茶やコーヒーと楽しみたい~
と思う組み合わせです。

がんばった時、良いことがあった時、
煮詰まった時のブレイクタイムのお供に。

大地を守る会では
すでに販売している商品の
改善もしています。

実はこちらも、2010年デビューの
ロングセラーだったのですが
今回初めてリニューアルしました。

ポイントは3つ。

1.食べきりやすく

このサイズ、
1人で食べきれないんじゃない?
と、5個入りだったのを
総重量は変えずに6個入りに
食べきりやすいサイズに変更しました。

2.軽めな味わいに

揚げるときに使う油を、
なたね油からこめ油に変更しました。

なたね油もおいしいのですが、
ちょっと口当たりが重い…。

ということで、
より生地や餡のおいしさが引き立つ
かるい仕上がりのこめ油に変えました。

ちょっと重めで食べきりにくいかな?
ということで変更しましたが、
食べやすくなって、2個いけちゃう。

悪魔度が増しました。。。。

3.商品名に
「平譯さん小豆の」を入れました


シンプル原料なので
素材の味が第一のお菓子。

小豆は北海道の平譯優さんが
栽培期間中農薬不使用で
育てたものを使っています。

実はリニューアル検討中に、
平譯さんの小豆と、
北海道産の一般品の小豆から作った
粒あんを食べ比べしました。

どっちがどっちか分からないようにして
試食しましたが、みんな一致で
「こっち(平譯さん)の小豆がおいしい!」
香りと風味が全然違ったのが印象的でした。

その結果、「平譯さんの小豆だと
お客様にもお伝えしたい」と、
リニューアルに合わせて、商品名も
平譯さん小豆のあんドーナツ(粒あん)」
に変更しました。

旧商品名は
「和菓子屋さんのあんドーナツ」です。

「平譯さんとは?」と思ったみなさま、
失礼しました。

平譯優さんは北海道十勝市の生産者で、
30年近く大地を守る会の
看板生産者の一人として
野菜ではじゃがいもを中心に
有機農業に取り組んでいます。

また、毎年好評の
「味噌づくり用の大豆」の
生産者でもあります。

小豆の生産者の平譯優さん(北海道十勝市)

大豆とおなじく、
小豆も畑で十分完熟させてから収穫します。

この完熟が小豆のおいしさを引き出す
技だそうです。

さて、この“悪魔のお菓子”、
原材料はシンプルです。

お菓子で気になる、ショートニング、
ベーキングパウダー、乳化剤、香料、
着色料、酸化防止剤などは不使用です。

製造しているのは、
くさ餅やおはぎ、桜もち、柏もちなどの
和菓子でおなじみの
平和堂さん(山梨県甲府市)です。

南アルプス、八ヶ岳といった山々に
四方を囲まれた雄大な自然が残る
山梨県甲府市にある工場。

15年以上前から、
着色料や保存料無添加の和菓子を
大地を守る会向けに、
特別仕様で作り続けてくれています。

専務で営業担当の大沼美洋さん。
専務ですが、製造現場にも入ります。
「飾り気はないですが、
素材の味が素直に味わえるドーナツですよ。」

なんと、揚げ作業は
手作業で行われています。

手作業であげるので、
揚げあがりのタイミングが肝心です。

甘~い香りが漂ってきそうな揚げあがり。

「初めから終わりまで機械で…とはいかず、
どうしても人の手による作業がある為
全て均一の形・大きさとはいきませんが、
まじめに菓子作りを行っておりますので
一度ご賞味いただければ幸いです。」
と大沼さん。

普段はナッツやドライフルーツで
小腹を満たしているけれど、
どうしても食べたくなるギルト菓子。

せっかく食べるなら、
おいしくて、原材料に気を使った
生産者の顔が見える
「平譯さんの小豆を使った
あんドーナツ(粒あん)」
はいかがでしょうか。

秋冬だけのお楽しみ商品の一つですので
お見逃しなく!