大人の献立
大人の和風ミートソースパスタ
【作り方】
- ①牛切り落としは半解凍のまま2~3mmのみじん切りにする。長ねぎはタテ1/4に切ってからみじん切りに、生姜とにんにくもみじん切り、トマトは1cmの角切りにしておく。
- ②鍋になたね油を熱し、生姜とにんにくを入れ香りが出たら、トマト、牛肉、長ねぎの順に炒める。Aを混ぜ合わせたものを加え、水分を飛ばす。
- ③袋の時間通りにゆでたスパゲッティーをなたね油大さじ1/2(分量外)で和え、2のミートソースとともに盛り付け、粗みじん切りにしたパセリをかけてでき上がり。
※ 挽肉を使わずに切り落とし肉をみじん切りにした、あらびき感のあるミートソース。醤油とスパイスの香りで大人も満足できる味わいです。
監修/遠田 かよこさん
エンタクッキングスタジオ主宰。『カタログ 大地を守る』のフードスタイリングを手掛けるフードディレクター。薬膳アドバイザー、国際薬膳食育士としても活躍。
山形村短角牛のおいしさは、アミノ酸たっぷりだから
短角牛は、松坂牛などの銘柄牛で知られる黒毛和牛と同じ、在来の和牛種。黒毛和牛が細かい脂肪が入った「霜降り」であるのに対し、短角牛は赤身が主体の牛肉です。赤身が主体となるのは放牧により運動を欠かさず健康的に育てられた証。ではいったいどちらがおいしいのか? 実は旨みのバロメーターとされるアミノ酸は、短角牛の方が多く含まれています。かむごとにじゅわっと広がる奥深いおいしさを堪能できます。
短角牛と黒毛和牛の遊離アミノ酸含有量の比較
アラニン、グリシン、セリン、スレオニンは甘く、バリン、ロイシンは苦く、グルタミン酸はうまいアミノ酸といわれています。これらが複合しておいしい牛肉の味が生まれます。
参考:東北農業研究センター
春から秋にかけて放牧 冬は牛舎で牛飼いが大切に育てます。生産ストーリーを知って食べたい『幻の短角牛』
昔からいわて久慈短角牛は「夏山冬里形式(夏は山で放牧、冬は牛舎で過ごす)」で飼育されていました。子牛は、生後約2カ月から山に上がり、5~11月は母乳と草で成長します。この時期、丈夫な骨や筋肉を作ることにより、旨みの濃い赤身の肉質のベースを作ります。
その後は、牛飼いたちによって、牛舎で大切に育てられます。その際、牛飼い自らが育てた“トウモロコシ”や、国産の原料で作った大地スペシャルと言う配合飼料を食べて育つのが、山形村短角牛です。
Lisa
旨味がぎっしり詰まったお肉でとても美味しいです。強く火を入れると硬くなるとあったので、焼き過ぎないように気をつけています。このときはアスパラガスと炒め、味付けは塩、こしょうでシンプルに仕上げましたが、お肉の味をより味わえました。
kinchan
ほぼ毎週頼んでいます。色々な料理に使えて便利です。胸焼けするレベルほど脂っこくなく、牛臭さもない良質な赤身肉です。
KGL
「満天 青空レストラン」を拝見しました。わが家では、アスパラガスに巻いて焼くのが一番人気です。短角牛の味の良さが引き立つメニューと好評です。