スタッフ偏愛商品コラム vol.93
![大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_01.jpg)
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今回の当番
![岡崎](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/portrait_okazaki.jpg)
法務担当
岡崎 みや(おかざき みや)
週末に近所のドッグランへ。
犬を飼い始めたばかりの
ご家族にお会いしたのですが、
うちの犬が小さなお子さんに
寄っていってご挨拶。
「ねえ、こっちに来てくれたよ!
ぼくにはじめてできた
犬のおともだち!」と
親御さんに報告するさまが
とてもかわいらしかったです。
春は出会いの季節ですね。
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だんだんと暖かく、
春の息吹を感じる気候になってきました。
とはいえ、春風が強く吹く日はまだ肌寒い。
そんなとき、冬に食べた
温かい麺類がまた恋しくなります。
今回は、そんな麺好きのわたしに
先輩社員が勧めてくださった
「野菜と食べる!
お鍋ひとつで全粒粉入りタンメン」
をご紹介します。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_03.jpg)
製造しているのは
東京都国立市にある、亀製麺。
創業64年目を迎える老舗の製麺会社です。
社長・玉澤孝三さんのお母様の姓・
亀岡から一字取ったのが社名の由来だとか。
玉澤さんは、年間200食(!)も
麺を食べる麺オタク。
麺職人として、
熟練の技術で材料と配合を見極め、
主力の中華麺のほか、
うどんやパスタなど
多種多様な麺を製造されています。
製麺には厳選した国産小麦と平飼い卵、
海の精(塩)を使用し、
製造工程では極力添加物を
使わないのがこだわり。
大地を守る会の夏には欠かせない
「平飼たまご麺の冷やし中華」も、
亀製麺の商品です。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_04.jpg)
社長の玉澤孝三さん
商品名のとおり、
お鍋ひとつで作ることのできる手軽さを、
まずは感じていただきたいです。
料理は手間をかけた方が
おいしいものができるのではと、
「お鍋ひとつで作る」という
簡単さを重視したレシピに
これまで懐疑的だったわたし。
この商品に出会って、
自分の考えや価値観を
すこし見直すことができました。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_05.jpg)
袋を開けると、2食分の麺とスープと、
作り方が書かれた紙が入っています。
作り方は、鍋に好きな具材を入れて炒め、
分量の水を入れて沸騰させ、
麺を入れて2分半から3分。
その後スープを加えて温め、
器に移せばできあがり。
本当にお鍋ひとつで完成します。
紙には作り方だけでなく、
おいしくつくるコツや
おすすめのトッピングが載っており、
普段あまり料理をされない方にも
わかりやすいつくり。
麺とスープだけ、具材はおまかせ。
料理好きにとっては、
アレンジの幅が多いのも魅力のひとつです。
合わない具材がないので、
その日の冷蔵庫にあるものを
自由自在に活用できます。
タンメンという麺料理ならではの、
具材を炒めて煮込むという
工程のおかげで、
たくさんの野菜を摂ることができます。
スープの濃さも、味の好みや
入れる具材によって
多少調整してもよいかもしれません。
ある日は、白菜(の芯に近いところ)と
玉ねぎをどっさり入れてみました。
寒い日だったので、
作りおきの肉味噌をのせて、
辣油を少しだけ垂らして、担々麺風。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_06.jpg)
またある日は、
冷凍してあったきのこ2種と、にんじん。
最後に煮卵
(しろたまりで味をつけています)
と青ねぎをのせて、
見た目はちょっとラーメン風に。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_07.jpg)
箸で持ち上げた麺の表面の、
少しつぶつぶとした部分、
色味に気づいていただけるでしょうか。
これが全粒粉入りの所以。
2種の小麦をブレンドした全粒粉の細挽き、
粗挽きをミックスしているそうで、
麺を噛むごとに
小麦の風味がしっかり感じられます。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/93_08.jpg)
麺にばかり目が行ってしまいがちですが、
この塩味のスープがまた
滋味深い味わいです。
チキンや魚介のエキスが
奥行きのあるコクを生み出し、
しっかりした存在感のある麺にも
負けることはありません。
入れた具材から出る旨味によって
スープの味が変化するので、
そんな楽しみも合わせて味わって
いただけたらと思います。
手軽なのに、ちゃんとおいしい。
ちゃんとおいしいけれど、とても手軽。
この両立の裏側にある、
麺職人の麺への愛とリスペクトを感じつつ、
今日も麺をすすり、
スープを飲み干すのでした。
ごちそうさまでした。
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