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スタッフ偏愛商品コラム vol.31

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

こんにゃくは昔から「胃腸のほうき」などと言われ、
体に不必要なものを掃除する
よい食べ物とされていたようですね。

*****
今回の当番

お買い物サイト担当
竹内 智代子(たけうち ちよこ)

小学校高学年の男子、夫、義母の
3世代同居で暮らしています。

2月の初めに「初ぎっくり腰」に…
朝、掃除機で子供部屋を掃除していた途端、
“グギッ”。腰から崩れ落ちました。

ドイツでいう「魔女の一撃!」
_| ̄|○ ← まさにこんな状態

そのまま廊下をはってベッドに倒れ、
数時間動けない状態。夜に針灸整骨院へ。

緊急事態宣言で外出も控え
スポーツ好きな私も運動不足、
リモートワークで特に足のモモ裏が
固くなっていたのも腰痛を引き起こす
原因だと言われました。

仕事中でも休憩時にマッサージしたり、
しゃがむとき・物を持ち上げる時などは、
腹筋も使って膝・脚・腰を意識して
動かすといいそうです。

ストレッチを学んだり、
定期的に現在も通院しております。
*****

私みたいに体調不良で台所に立つのが
つらい、運動不足で体重も気になる…。

料理づくりが面倒くさい時って
ありますよね?

そんな時の救世主!!これなら簡単!
『レンジで!有機味付玉こんにゃく』

低カロリーで食物繊維も豊富、
体に良いと言われている「こんにゃく」。

素材は、有機玉こんにゃく、
有機原料(醤油・砂糖)を使用。

カツオ節でだしをとっており、
味がこんにゃくに芯までしっかりしみて、
甘すぎないお味が好きです。

袋のまま600Wの電子レンジで約3分
あたためるだけでOK。
加熱しなくても大丈夫です。

さらに、残りのタレで簡単なアレンジ
メニューが作れるのが素晴らしい!

そのレシピをお伝えする前に、
この商品を作っている
農業生産法人 グリンリーフ(株)さん
をご紹介しますね。

グリンリーフさんは、
群馬県昭和村を中心に野菜の栽培から
加工、販売までを手がけています。

グリンリーフ社員のみなさん、
先日お写真を送っていただきました。
みなさんの笑顔で会社の雰囲気の良さが伝わりますね。

群馬県といえば「こんにゃく」が有名。

グリンリーフさんもこんにゃく商品を
いろいろと作っています。

今回グリンリーフさんにお話を聞いて、
こんにゃく芋から作られる
「本物のこんにゃく」は製造に
とても手間がかかることを知りました。

こんにゃくは製品になるまで
最低3年かかる!?


玉こんにゃくに使うこんにゃく芋は
とっても手間がかかります。

こんにゃく芋を植えてから、
収穫までに3年かかります。
しかも3年間植えたままではありません。

畑に植えたままにしておくと、
冬の寒さで凍ってしまい、
溶けたところから、芽が腐ってしまい、
ダメになってしまうからです。

そのため、毎年秋に掘り起こして収穫し、
春に植えなおすのを繰り返します。

1年目
春までに土づくりをして、
5月に生子(きご)と呼ばれる
親指ぐらいの種芋を植え付け、
6月ごろ芽が生えてきます。

種芋から芽が出て葉が開くまでの
約1ヶ月の間に土の中では
種芋の上に新芋が出来ます。

種芋から養分を吸い上げて
新芋はどんどん大きくなり、
反対に種芋はだんだん小さくなり、
ひからびてしまいます。

生子(きご)~3年目のこんにゃく芋。

芋植え付け専用トラクター。

7月、葉が広がり育ち始め、

8月、土の中で芋が成長。

雑草がたくさん生えても、手作業で抜いています。
こんにゃく芋は、暑さに弱くとても気を使います。

10月、こんにゃく芋が成熟し、

その後収穫。(え!一度掘り出すの?
ここでまた驚きました!)

10月から4月まで貯蔵保管します。

原料こんにゃく芋は、10月~冷凍保管し
必要な分だけ加工へ。
種芋こんにゃく芋は、12月まで貯蔵保管し
5月に畑に植え付けします。

2年目
冬に貯蔵していた1年目の
種芋(こんにゃく芋)を
春に再び畑へ植え付けます。

5月~10月に1年目と同じ作業をし、
成熟したものをまた収穫し、貯蔵保管。

3年目
冬に貯蔵していた2年目の
種芋(こんにゃく芋)を
春に再び畑へ植え付けます。

5月~10月に1年目と同じ作業をし、
最後、大きくなったこんにゃく芋を収穫。
(大変~!こんな芋類ほかにもある?!)

やっとこんにゃくを作る加工へ入ります。

昔、手作りしていた頃の写真です。

今は工場で機械化しています。

そうなんです、
こんにゃくは「最低3年」の栽培から
製造工程を経て作られていた
とっても貴重な商品だったのです。

有機栽培のこんにゃくは本当に貴重

グリンリーフさんは、平成2年から
こんにゃく芋の有機栽培を始めました。

こんにゃく芋の生産量は
全国の8割を群馬県が担い、
その約6割を利根郡昭和村周辺で生産。

このうち有機栽培は1%に満たないのが
現状で、それだけ、こんにゃく芋の
有機栽培は困難とされてきたのです。

こうした希少な有機栽培素材を生かすため、
自社加工での製造をはじめたとのこと。

この話を聞き、本当に大事に作られた
商品と思うと「こんにゃく」が
愛おしく感じてきました。

ぜひ、この機会に
召し上がってみてください。

そして、このこんにゃくの豆知識を
ご家族にお話ししてみてくださいね。

おすすめの食べ方

【グリンリーフさんおすすめ】

  • 夏はクリームチーズとあわせて
    おつまみにも。
  • タレもおいしいので、きのこや野菜、
    竹輪やお肉などといっしょに煮込めば
    お惣菜が1品できます。

【竹内おすすめ】
“残りのタレ”を使ってもう一品

[材料]

  • 九州産冷凍さといも(特別栽培)
    むいてあるのでそのまま使えて便利
  • もったいナイ魚 日本海産やりいか
    (加熱用)

    キッチンバサミで切ってわたをトル
  • 白いりごま
    あれば最後にパラリ

さといも、いかを
“残りのタレ”に加えて煮るだけ。

“残りのタレ”の使い方、
他にもありましたら、ぜひ教えてください。