スタッフ偏愛商品コラム vol.96
![大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_01.jpg)
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今回の当番
![竹内](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/portrait_takeuchi.jpg)
お買い物サイト担当
竹内智代子(たけうち ちよこ)
夫、中学生男子、義母の
3世代同居で暮らしています。
梅雨の季節がやってきましたね、
くせ毛の私には辛い季節。
そして気圧の変化で
片頭痛にもなってしまうので、
先日、気圧予報のアプリを
インストールしました。
天気予報と気圧の警戒予報も
事前にお知らせしてくれるので、
とても便利です。
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毎回天気があやしそうだなあと思った時に
なるべく体をリラックスしたいので、
大好きな緑茶を飲むようにしています。
前回私が紹介した
「桜葉入宇治茶 桜の緑茶ティーバッグ」
は春の時期に。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_03.jpg)
そして、
梅雨時から夏にかけて飲んでいるのは
今回ご紹介する
「樽井さんの
有機水出し煎茶ティーバッグ」です。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_04.jpg)
パッケージには、生産者・日本農産の創業者である樽井ち江子さん(故人)、通称ち江子おばあちゃんの似顔絵シールが貼られています。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_05.jpg)
お元気だったころのち江子さん
すっきりとした後味と香りが特徴の
日本農産(株)の・樽井さんの煎茶を、
冷水で手軽に作れる
ティーバッグにしたものです。
このお茶は、有機JAS規格に基づき
生産されていて、
化学肥料及び農薬は使用していません。
水出し茶だからと最初はあまり
期待していなかったのですが、
何ともいい香りと爽やかな味わい。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_06.jpg)
水出しでもこんなにきれいな色
そんなお茶を作っている
静岡県浜松市にある
日本農産(株)さんは、
有機認証を受けた工場で、
所有の茶園も有機認証済みです。
現在は二代目で息子の樽井隆之さんが
継承しています。
とくに有機堆肥(たいひ)を施用し、
地球にやさしい農業をしています。
先日、10年以上前ですが
樽井さんの茶畑に
茶摘み体験に行ったよという
社員に思い出話を聞きました。
「飲む前に洗わないお茶だからこそ
無農薬で作りたい」。
隆之さんのお父さん、
故・樽井孝蔵さんの言葉です。
日本農産の茶畑は、
最初自宅近くにあったそうなのですが、
有機茶葉にこだわっていたため、
近所の一般の茶畑からの
農薬の飛散を避けるため、
岩が車を打つぐらいの
悪路を通ったところにある
山の上の畑を切り開いたとのこと。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_07.jpg)
霧山という山の上の畑へ。
険しい道のりの中
収穫の際はここを1日
4往復するそうです。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_08.jpg)
周りに影響を受けずに有機栽培が可能となった畑
樽井さんの茶栽培は、
農薬に頼らないだけでなく、
肥料も少しのたい肥だけ。
除草剤を使わない代わりに、
お茶の木を覆い尽くす雑草を
ひたすら取っては
地面に落として、土に還します。
そして、時には樽井家のヤギさんたちが
朝茶畑に出勤して、
夕方まで畝(うね)まわりの雑草を
食べてくれるそうです。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_09.jpg)
左から妻の善美さん、隆之さん、長女の愛さんと、大切な相棒、山羊のハイジとゆきちゃん。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_10.jpg)
収穫を終えた茶葉。新鮮なうちに製茶の工程へ。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_11.jpg)
蒸気を炊いたトンネルを通って蒸す「蒸熱」の工程。
製茶工程では
茶葉のうま味を引き出すため充分蒸し、
蒸し時間の長さによって、
味・香り・水色の基本的な
性格が決まります。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_12.jpg)
水出しで、2時間ほど冷蔵庫に入れて
数ある樽井さんちの緑茶の中でも
有機水出し煎茶ティーバッグは、
夏でも手軽に飲めるように作られた
商品ですが、
ティーバッグとは
あなどれない美味しさで、
とってもとっても大切に作られた商品。
ぜひ、この夏は
一度お手に取ってみてください。
![](https://takuhai.daichi-m.co.jp/st/mailmagazine/img/gohan/96_13.jpg)
パッケージの裏に「水出し煎茶のおいしい飲み方」も掲載されています。
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