柏餅、ちまきともに小ぶりサイズ。
初夏のおやつにぜひどうぞ

至福のもっちり感。
初夏を告げる和菓子
佐賀県の丸きんまんじゅうから、清々しい葉の香りが広がる柏餅とちまきをお届け。国産の上新粉を使った柏餅、ちまきの生地は、つやつやとしてなめらかでもっちり。端午の節句のお菓子としてもぜひお楽しみください。
ほっくり、やさしい味の
小豆の風味が広がる柏餅
もちもちとした生地の中には、北海道産小豆を使った自社製の粒あんがたっぷり。小豆は品質に定評のあるものをていねいに炊き上げ、塩が砂糖の甘さを引き立てる上品な味わいに仕上げました。口に入れるとやわらかな生地、ふっくらした粒あんが絶妙に調和します。
さわやかな笹が香る
ほんのりと甘いちまき
関西を中心として端午の節句に楽しまれているちまきもお届け。国産の上新粉を使い砂糖で甘く仕上げたもちを、青森県産の笹の葉で包み、いぐさで手巻きしました。素朴でやさしい味、もっちりとした食感をお楽しみいただけます。

あんの炊き具合、味付けは
一つ一つの和菓子で変えています

▲ あんに合うよう、目利きの職人が小豆を厳選しています。
丸きんまんじゅうは、佐賀県で約70年続く歴史ある和洋菓子メーカーです。手作りの味を大切にしているため、柏餅の「あん」も作られたものを仕入れるのではなく、小豆を取り寄せて自社で炊き上げるところから行っています。また砂糖や塩の配合、炊き具合も一つ一つの和菓子に合わせています。九州のあんは甘めなので、この柏餅は関東の方の味覚に合うようにさっぱりとした甘さに仕上げました。
日本でも数社だけ!
貴重な“手巻き”のちまき

▲ 経験を積んだ職人が一つ一つ、ていねいに手巻きしています。
ちまきは笹といぐさで職人たちが巻いていますが、実は手作業で巻いているメーカーは国内では数社しかありません(※)。高齢化により作り手が減るなか、丸きんまんじゅうでは「人の手で作られるものを終わらせてはいけない」という思いから、今も約8名が「手巻き」の専門として1日に1名あたり300~500本巻いています。葉の破れなどに注意を払う必要があるなど加減が難しいですが、一つ一つ心を込めて作業をしています。 ※自営の小規模な菓子店は除く。