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スタッフ偏愛商品コラム vol.80

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

新玉ねぎとハムで一品。
ハムに塩分があるので、オリーブオイルとレモン果汁だけであえました。

*****
今回の当番

黒川

商品開発担当
黒川 麻紀(くろかわ まき)

入社してから約7年かけて
加工食品全分野の商品開発を担当。

販売部門・2回の育休を経て、
開発担当に復帰して4年目。

7歳と5歳の姉妹と、
食にうるさめの夫の4人暮らし。

小学生の娘に少しずつ
料理の手伝いをしてもらうように
なりました。

本人はワクワクやっていますが
気を抜くとケガにつながるので、
母はピリピリ…

「その指(の置き方)キレる!」
「手、(フライパンに触りそう)熱いよ!」
大声で怒鳴り、
娘はムっとしてもっと雑になる…
いつも以上に疲れる
夕飯づくりではありますが、
食卓で自分が作ったと
うれしそうに話す娘がかわいすぎる…

これも投資。

修行が足りないと日々反省する
40代の働く母です。
*****

毎年2月に販売される味噌づくりセット
わが家では
ゴールデンウイークに仕込むのが
慣例になりました。

仕込んだら、1年開封しない
(天地がえしをしない)ズボラ製法ですが
意外に失敗なく、
今年もおいしい味噌ができました。

出来上がった味噌。小さめのガラス容器で作るので、そのまま冷蔵庫で保存します。スティックきゅうりにつけて食べたらペロリ。

さて、本題ですが、

私、じつは15年以上もこれだ!という
ハムに出会えていなかったんです。

大地を守る会で働きはじめ、
食品の加工や添加物について学ぶうち、
食べる頻度が激減したものの一つ。

もちろん大地にもハムはあるのですが、
好みに合わず、
かといって、スーパーでは
納得のいくものが見当たらず…

数少ない「無塩せき」を見つけたら
手に取って裏面表示と睨めっこ。

それでも、豚肉が国産で、
アミノ酸や酵母エキスの表示がないものは
見つかりません。

結局カゴにいれられず。

そうこうするうちに15年以上。


しかし、最近になって
娘がハムサンドにハマったことが
きっかけで、
仕方なく目をつぶり、
近くのスーパーのハムを
買うようになりました。

ハムは子ども向け食材、
と思っていましたが、
使っているうちに、
実はタンパク質をしっかり
かつ手軽に食べたい
私にもピッタリだと気がつきました。

ポイントは3つ。

1.加熱せずに食べられる
2.野菜と簡単にあと一品
3.買い置きオッケー

ベーコンなどと違って、
そのまま食べられるのがハムの魅力です。

ちょっと足りないな、
という時に添えるだけ。

夕食で、野菜を使って
あと一品作りたい時にも、
火を使わずにサッと。

肉を使うよりも加熱、調味時間が
格段に短くありがたい食材です。

が、やはり食品添加物と原料産地が
気になって、どこかに無いかと
探していました。

それが、とうとう
大地を守る会で見つかったんです!

5月に取扱いがスタートしました。

「無塩せき ロースハムスライス」です。

思った以上に素朴な外観・・・。

裏面表示はこちら。

「豚ロース肉(国産)、 食塩、砂糖、香辛料」

YES国産肉!

色はこんな感じ。

左:無塩せきロースハム 右:家の買い置きハム。
子どもに、「ピンクのほうがおいしそう」と言われてショック

シンプルな味付けで、食材に合わせやすく、
適度な厚みでしっとりお肉の味も
味わえました。

無塩せきで保存料不使用の冷蔵品だと、
日持ちしないイメージでしたが、
こちらは比較的長く、
お届け日含め7日保証。

自分のペースで使えそうで安心しました。


生産者の鎌倉クラウンハムさんに
その秘密をお聞きしたところ、

●一度も冷凍していない
鮮度の高い肉を使用

●肉の鮮度を落とさずに素早く作業をする

●温度管理、衛生管理を徹底し、
出荷毎に品質確認を行う

と、原料から出荷まで
徹底管理されているとの事。

頭が下がります。

豚肉をケーシングし、くん製にしているところ

ところで、そもそもハムとは何?
無塩せきなら無添加なの?
という疑問がわいてきます。

ハムは、豚肉を整形し、塩漬し、
ケーシング等で包装した後、
くん煙し(しないものもあり)・煮たもの。

この工程の中で、
発色効果を有する物質を含む原材料又は
添加物を使用しないものが
「無塩せき」と表示されます。

つまり、発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)を
使わない製法のことです。

発色剤を使うことで、
お料理に映える
きれいなピンク色のハムになります。

無塩せきの場合は、ピンクにはなりません。

そのため、発色剤を使うものが
一般的になったのも納得できます。

また、「無塩せき」であっても、
アミノ酸等、酸化防止剤、保存料が
使われていることもあります。

そのほか、肉をなめらかにまとめるために
結着剤とよばれる素材が
使用されることもあります。

卵白がその一例です。

ハムなのに卵のアレルゲン表示があるのは
このような場合です。


最後に、主原料の豚肉について。

何度スーパーで裏面を
ひっくり返してみても
国産のものに出会えないと
感じていましたが、
今回登場した
「無塩せき ロースハムスライス」の
原料豚肉が国産であるのをはじめ、
大地を守る会では、
豚肉の生産者を限定した
育て方までわかるハムを
長年扱ってきました。

業界の常識を乗り越えて
私たちの食卓を支えてくださってきた
畜産生産者・製造者のみなさんの
努力に感謝して
大切にいただきたいと思います。

いつもの朝食にハムを加えて手軽にタンパク質up。

新商品の登場は、
新たな偏愛品との
素敵な出会いになりました。

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