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スタッフ偏愛商品コラム vol.28

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

私の餅師匠、祖母から習った大好物の肉味噌餅。
詳しいレシピはページの最後をご覧ください。

*****
今回の当番

カタログ企画担当
渡邊 みどり(わたなべ みどり)

40半ばの夫と、夫が溺愛するカブトムシと
クワガタ計60匹(!)の意外と大所帯。

先日NHKの「ダーウィンが来た」で野生の
ヘラクレスオオカブトが紹介されていて、
我が家でも飼育しているのに
まだカブトムシが足りない夫が
テレビにかじりついて観ていました。
*****

皆さんこんにちは。
カタログ企画担当の渡邊です。

落ち着かない天候が続きますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昨年から続けている朝の走ったり
歩いたりですが、「お天気のいい日はやる」
というゆるーい目標が功を奏したのか、
何とか今日まで続けられています!

もう一つ頑張る励みになっているのが、
運動後の朝ごはん。

お手軽かつ1日の元気が
チャージできるものを頂くのが
至福のひと時です。

そんな朝ごはんでよく登場するのが
「お餅」。

消化が良く、お手軽で、
何より美味しい!ことから、
この冬の朝ごはんは
野菜たっぷり具沢山のお雑煮を
よく食べています。

根菜たっぷりの渡邊家風お雑煮。
三つ葉などをたっぷり添えていただきます。

実は父方の実家が餅文化で有名な
岩手県一関市ということもあり、
幼少から1年中お餅を食べて育ってきた私。

人が集まれば真夏でもお餅。

冠婚葬祭はもちろん、入学祝いも
合格祝いのごちそうもお餅。

多分皆さんの一生分の10倍くらい
既にお餅を食べている餅愛好家の私ですが、
社員のひいき目無しに
「これは、凄いお餅だ…!」と唸ったのが、
今回紹介する
庄内協同ファーム(山形県鶴岡市)の
「庄内の杵つき有機栽培白切り餅」です。

きつね?猫?のイラストも可愛いお餅です。

お餅について語りだしたら止まらないので、
ごくごく簡単に凄さを説明しますと、
私はお餅のおいしさは3つのポイントが
あり、それを全て満たしているのが
このお餅だと思います!

ポイントその1
「良いもち米を使っているか」

もち米を蒸してついてと、
調理方法がシンプルなお餅。

シンプルだからこそ、
素材の味がダイレクトに伝わります。

本品は栽培が難しく
市場にもなかなか出回らない
山形県庄内産のもち米「でわのもち」を、
有機栽培したものを100%使用。

この「でわのもち」、もち米の甘み・
粘り・香りが高くバランスよく、
そのままはもちろん、
お雑煮などに入れてもお餅のおいしさが
しっかり楽しめるすごい品種!

しかもそれを、庄内協同ファームでは
米作りから餅つきまで、
自社でこだわり抜いて作り上げています。

庄内協同ファームの皆さん。
有機でわのもちの田んぼにて。

ポイントその2
「丁寧に餅をついてあるか」

お餅のおいしさを決める要素の
もう一つがお餅のつき方。

実はお餅はつくことで
もち米の中のんぷんがよく絡み合い、
コシのある仕上がりになります。

ミキサーや練り機でもち米を練り上げる
製法もあるのですが、気泡が出来たり、
しっかりでんぷんが絡み合わないため
コシが少な目の仕上がりに。

本品は昔ながらの杵つき餅のため、
農家のお父さんお母さんが
手作りしてくれたような、
しっとりなめらか、かつ、伸びよく
コシのある食感に仕上がっています。

また、お餅をつくときの水分量も大切。

と言うのも、水分が多いと
短時間で仕上がり柔らかいのですが
その分味は薄めで汁に溶けやすいのです。

しかし、本品は水分をなるべく少なくし
じっくり丁寧につくことで、
伸びが良いのに歯切れ良い、
汁に溶けづらく味が濃い、と
理想的な仕上がりになっています。

時間をかけてつくので、コシがしっかり!

ポイントその3
「もち米のみを使用しているか」

「餅はもち米しか使わないのでは?」と
思われると思いますが、実は切り餅で
餅粉を使っている場合があります。

餅粉を入れると
蒸し・つきの工程が早く仕上がるため、
餅粉を使用している市販品もありますが、
やはりもち米を丸ごとしっかり蒸し上げて
いるお餅は、伸びは良いのに歯切れよく、
もち米の甘さが引き立っている気がします。

伸びよく滑らかで、このままちょっと
お醤油につけて食べるだけで絶品です!

実は昨年お正月のお餅を
担当していたのですが、調べてみると
有機栽培の切り餅って本当に少なくて、
いかにこのお餅を買えることが貴重かを
いちユーザーとしても実感しました。

そして実は本品も次の秋まで在庫限り…
となってしまうため、このメールを読んで
くださっているお餅が好きな皆さま、
この機会にぜひお試しいただき
この感動を味わっていただけたら、
『勝手にお餅大使』の不肖私めも
嬉しい限りです。

昔ながらのおいしさをぜひお楽しみください♪

おすすめレシピ

実は岩手県一関市では
餅レシピは伝統的なものも含め
200以上あると言われています。

その中でもおすすめを3つ紹介します。

  1. しょうが餅
    干しシイタケを水で戻し、干しシイタケの
    戻し汁、水で戻した干しシイタケを
    刻んだもの、しょうがの絞り汁を
    ひと煮立ちさせたらお醤油で味を調え、
    水溶き片栗粉でとろみをつける。

    お餅は焼餅でも煮餅でも。
  2. 肉味噌餅
    フライパンにサラダ油を熱して、
    刻んだ生姜を炒めて香りが立ったら
    豚肉と刻んだネギを入れて炒め、
    味噌・みりん・砂糖・料理酒で
    少し濃いめに味付けをする。

    こくのある肉味噌が
    パンチのある味わいです!
  3. ずんだ餅
    枝豆をすりつぶし、砂糖と塩少々で味付け。
    隠し味に白みそを少し入れても
    おいしいです。

    枝豆は冷凍のむき枝豆を使うと
    手軽で便利です!