＊＊＊＊＊
今回の当番

お買い物サイトのディレクション＆制作担当
竹内 智代子（たけうち ちよこ）

小学校高学年の男子、私たち夫婦、
義母の3世代同居で暮らしています。
＊＊＊＊＊

8月末、人間ドッグに行ったところ、
リモートワークが続き運動不足のため
体重が去年より増加 >_<;

体を動かすことが好きだった私ですが、
そーいえば、週2回のホットヨガも3月で解約。

バレーボールのサークルは活動停止中。
テニスも猛暑で秋から再開しようとやっていなかった。。。

健診の先生からは、「たんぱく質を少し減らすなど、
食事に気をつけましょう」とアドバイスされてしまい。

早速カフェラテの牛乳を低脂肪乳に変えてみましたが、
仕事の合間のおやつはやめられない。。。

そこで、体によいおやつを探していました。

見つけました↑↑↑

これ、これ！
「かんらん車の干し芋（べにはるか）」。

こちらは「農事組合法人 かんらん車（三里塚酵素の会）」の商品です。

さつまいもを自分たちで栽培し、かつ、自社工場で加工。
原料は特に甘みのある「べにはるか」。

さつまいもを収穫してすぐのものは、
甘みが少なくパサパサした食感になってしまうのです。

そこで重要なのが「熟成」。

甘みや独特の食感を引き出すため、
収穫した芋を定温の保管庫の中で眠らせるのです。

熟成期間を経て、たっぷりおいしさを蓄えてもらいます。
その後蒸して、皮をむき、乾燥。

一般品で、たまにすごーくかったーい干し芋がありますよね。
でも本品は本当に柔らか！

その理由は、特別な乾燥機で、冬の寒風のような冷風と
遠赤外線でじっくりと乾燥させるからなんだそうです。

そしてきれいな黄金色に仕上げました。

市販で売っているものより肉厚でねっとりして、
濃厚な甘みがたまりません。

えっ、これが干し芋？ってびっくりするはずです。

こちらはかんらん車で代表を務める堀越一仁さんと、
そのさつまいも畑。

私が2年前に社員研修で訪れたときの写真です。

堀越さんは、お父様の農業を受け継ぎ2代目。
千葉県成田市で有機農業の中心的存在として、
日々安心・安全な農産物を届けるため、
野菜や土と対話しながら農業を営んでいます。

なお、「かんらん車」とは、
遊園地などにある観覧車のことです。

昔、大地を守る会で学校給食に
有機野菜を出していこうという取り組みに堀越さんが共感し、
成田市の学校給食に入れようと取り組む中で、
地域循環型農業の提案を行い、
地域循環的農業をする三里塚酵素の会を立ち上げたとのこと。

そして、かんらん車の名前の由来は
①学校給食から出る残渣（食べ残しや製造過程での廃棄部分など）
及び地域スーパーの残渣でたい肥を作る。
　↓
②そのたい肥で野菜を作る。
　↓
③給食センターに野菜や米を納品する。
　↓
④センターで給食を作り、子供たちが食べることで、
地域農業を知り、理解する。食育の推進。
　↓
⑤残渣が出る。

①～⑤を繰り返す、循環するということで、
「かんらん車」としたとのことです。

本当に、社名の由来を知ると
活動に対する姿勢に頭が下がります。

オイシックス・ラ・大地の社員は全員、
いろいろな生産者の所へ足を運び
生産者のこだわりの野菜などの作り方から
出荷までを学んでいます。

だからこそ、商品を自信を持って
お客様におすすめできるのです。

かんらん車では、農産品の生産・加工（干し芋など）、
販売卸、海外事業、農作業の国際交流など幅広く活動されており、
堀越さんが理事長を務める成田空港近郊の「空の駅 さくら館」では、
障害をお持ちの方への就労支援やシルバーサービスなども行っています。

「空の駅 さくら館」のある「さくらの山」は、
成田空港を離発着する飛行機を真近に観賞できる
人気のビューポイント。

私も初めて行ったのですが、特に着陸する機体が、
数分ごとに頭上を通過する迫力は圧巻でした。

子供から大人まで楽しめます。
ぜひ、一度訪れてみてください。

干し芋の話に戻りますが、
干し芋はシンプルに食べる以外にもいろいろと楽しめますので、
いろいろ挑戦してみてくださいね。

おすすめの食べ方

・トースト
大地を守る会で販売している「国産落花生のピーナッツクリーム」に刻んだ干し芋をのせて焼くだけ。
軽く焼くと甘みと風味が増してモーニングトーストにぴったりでした。

・干し芋パウンドケーキ―、干し芋パイ
パウンドケーキの中に刻んだ干し芋を入れたり、上に乗せて焼くだけ。
パイ生地の中に入れても◎。

・干し芋の肉巻き
干し芋をタテに切って、豚バラ肉で巻いて焼くだけ。
アスパラと一緒に豚バラ肉で巻いても。お酒のおつまみにどうぞ。