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スタッフ偏愛商品コラム vol.1

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

季節の葉物と煮びたしがおすすめです

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今回の当番

お客さまサービス担当
迫田 明香(さこだ さやか)

千葉在住の夫婦二人暮らし。

最近テレワーク続きで
体重がまずいことになり、
令和版ビリーズブートキャンプに
再入隊を検討中。
*****

みなさん、こんにちは!
大地を守る会の迫田です。

今年の3月~5月に連載していた
「おうちごはんのヒント」が
帰ってまいりました!

きっと7月になれば
もうコロナも収まっているだろう、と
ちょっと思っていたのですが、
まだまだ油断できない状況が
続きそうですね。

でも、どんなときでもかかせないのが
ごはんをつくり、食べること。

そこで、みなさまと同様、
毎日の食事作りに
奮闘しているスタッフが、
日々のごはんづくりで使っている食材と、
食べ方をご紹介します。

みなさまのごはんづくりに
ちょっとでもヒントになれば幸いです。

さあ、では行ってみよう!

おとうふ揚げのパッケージには
小学校のお子さんが描いた絵が。
これがまたいいんです。

私は送料お得便の火曜日コースです。

注文〆切前日の木曜夜、
よっこらしょとカタログをひろげ、
真っ先に探すもの。

それが「おとうふ揚げ」。

この世におとうふ揚げある限り、
必ず注文すると心と胃袋に誓っています。

それはもちろんおいしいから。
出汁なしでおいしい煮ものが作れる本品は
ずぼらな私の救世主!

そしてそれ以上に
生産者の高橋徳治商店を
全力で応援したいから、です。

全力応援の理由をご紹介する前に、
みなさん、そもそも「おとうふ揚げ」って
何だかご存知ですか?

白身魚のすり身と
お豆腐を混ぜて揚げた練り物で、
食感は歯ごたえのあるはんぺん
といった感じ。

すり身の甘さと
お豆腐の柔らかさがミックスされた
おいしいおいしい一品です。

おとうふ揚げ。1つが直径4cmくらい。
厚みがあるので食べ応えあり。

おとうふ揚げの素晴らしいところは、
出汁がなくても
おいしい煮ものが作れるところ。

煮るとおいしいだしが
じゅわじゅわ出るんです。

5個入りですが、
1個がゴルフボールをつぶしたくらいの
結構な大きさで、身がしっかりしてるので
食べ応えばっちり。

1人2個あれば十分満足できます。

冷凍品なので、保存がきくのもうれしい。

冷凍庫に無いと
すごく心配になるくらいです。

煮ても「ふにゃっ」と柔らかくならず、
本体から味が抜けずにおいしい。

なかなかそういう練り物ってありません。

その秘訣は、すり身自体が
いいからなんだそうです。

練りもののすり身原料って、
一般では海外産の魚を使い、
保存性を高め、
ぷりぷり・しこしこの食感を生むための
リン酸塩が入っている場合があります。

でも、高橋徳治商店では
40年以上前から、国産魚が原料の、
食品添加物の入っていないものを
使ってます。

お豆腐だって、
国産大豆とにがりを使って作ったもの。

煮てもふにゃふにゃにならない!

…って、こうやって書くと
簡単なことのように思えちゃうんですが、
作り手にとっては
すごく大変なことなんです。

原料費は高くなるし、
とくに国産のすり身原料を
作っているところはとても限られていて、
探すだけで一苦労。

さらにですね、
「日本のおさかなと
お豆腐つかってるんだから、
油も米がいいんじゃない」ということで
米油で揚げているのですが、
それもなかなか無いこと。

一般では揚げ物の油は、
安価なパーム油が使われることが
多いのです。

社長の高橋英雄さん。
名前のとおり、東松島市のヒーローです。

さて、で、なぜ私が高橋徳治商店を
全力応援しているか、ですが、
住所を見てピンときた方も
いらっしゃるかも。

ここは、もともとは
110年近く宮城県石巻市で
練りものを作り続けてきた老舗でした。

でも、あの東日本大震災で壊滅的な、
本当に壊滅的な被害を受けたんです。

工場がまるごと浸水し、
社長の高橋英雄さんは、
もうやめるしかないと思われたとか。

でも、国産原料で水産加工品を作ってきた
火を絶やしたくないとの気持ちや、
全国のお客さまから寄せられた
応援のメッセージに再起を決意。

東松島市の高台に場所を移して
操業再開されたのです。

その際、「やるなら、今までと同じもの
ではなく新しいものを」
という熱い気持ちで作られたのが、
この「おとうふ揚げ」です。

そんな高橋徳治商店さんを応援したい!
しかもおいしく!
そのために私はおとうふ揚げを
買い続けるのでした。

……と、
固~いおはなしになってしまいましたが、
おとうふ揚げはとっても柔らかくて、
おいしいです。

やさしくてふんわりしてるけど、
芯のあるしっかりものなにくいやつ、
それがおとうふ揚げ。

疲れて帰ったときの夕食に食べると、
本当にほっとした気持ちになれる、
素朴でおだやかな味わい。

おとうふ揚げ、大好き。

これからもずーっとずーっと
食べ続けたいと思うのでした。

おすすめの食べ方

・出汁いらず煮びたし
水と酒、醤油を入れた煮汁に
冷凍のままこれを入れて5分くらい煮て、
小松菜やキャベツや水菜など
好きな葉物を加えて3分くらい煮る。

・かんたん卵とじ
煮びたしにしたものをさらに卵とじに。
おとうふ揚げが分厚いので
一度出して横に切るのがおすすめ。

・焼くだけ
冷蔵庫で解凍して軽くフライパンで
焦げ目をつけ生姜醤油で。
お弁当の具にしても。