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スタッフ偏愛商品コラム vol.47

大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム

暑い日は冷製スープにも

*****
今回の当番

商品開発担当
黒川 麻紀(くろかわ まき)

入社してから約7年かけて
加工食品全分野の商品開発を担当。

販売部門・2回の育休を経て、
開発担当に復帰。

5歳と3歳の姉妹と、
食にうるさめの夫の4人暮らし。

連日いろんな競技が盛り上がる中
時短・手間抜き料理選手権を
だれか応援してくれ~と思った
40代の働く母です。
*****

こんにちは、黒川です。

今日は入社以来ずっとお世話になっている
「北海道産 冷凍栗かぼちゃ」を
紹介します。

かぼちゃは、代表的な緑黄色野菜。

色もきれいで食卓が華やかになり
食べると元気がもらえるので、
私は毎日でも食べたい野菜です。

ですが~・・・

  • 大地を守る会の北海道の生産者の
    生かぼちゃ、一年中は売ってない
  • 皮つきかぼちゃを購入するときの
    高いハードル3K
    「カタい・コワい・カビさせちゃう」
    なんですよね。

そんな悩みを解決してくれたこの商品。

こんなに手軽で一年中おいしく、
ごみも出さずに食べられるなんて、
もう最高です。

1袋500gはこんな感じ

大地を守る会でおすすめするなら
やっぱり生の有機野菜でしょ!
とは思いますが、
冷凍野菜もぜひおすすめしたい。

海外産の原料を使った冷凍野菜もある中、
国産で、しかも、大地を守る会の栽培基準で
作ったかぼちゃ
を冷凍したもの。

そこに安心感をもち、
使い始めてからはや15年以上。

よく作るのは、

  1. 野菜スープ
    ⇒毎日の朝食
  2. かぼちゃレーズンサラダ
    ⇒夕飯のもう一品
  3. そのままマヨチーズ焼き
    ⇒お弁当の隙間埋めにも

はい、素材が良いので、
どれもほとんど調理工程ありません!

たとえば、かぼちゃサラダ。
たったの3ステップで食卓へ。

ステップ1
解凍したらレーズンを好きなだけ

ステップ2
マヨネーズを好きなだけ

ステップ3
ざっくり混ぜたらお皿にドン

焼き餃子ファミリーパックの日の
定番副菜です。

厚生労働省の「健康日本 21」では、
緑黄色野菜の摂取目標を
一日あたり120gとしているので、
この冷凍かぼちゃなら3~4個で
目標達成です!

※バラツキはありますが1カット30~40g

さて、お客様からも
「味が濃くておいしい」
「他の冷凍かぼちゃとは全然違う」
と好評な本品。

なぜおいしいのか、というと、、、

なんといっても、
『生産者の力』、これに尽きます。


おなじみ、
北海道の早坂清彦さんや菅野義則さん、
かぼちゃの栽培は40年以上の
大ベテランです。

加工用のかぼちゃであっても
栽培期間中農薬や化学肥料は使わず
土とかぼちゃと対話しながら
栽培してくれます。

化学肥料を使わないと、
かぼちゃが大きくなりすぎません。

畑当たりの収穫量は落ちますが、その分、
養分が集中しておいしいかぼちゃに
仕上がるそうです。

早坂清彦さんと
おつれあいの裕子(ひろこ)さん

菅野義則(よしのり)さんと
おつれあいの仁恵(ひとえ)さん

品種は、関東で人気の、
ホクホク系に限定して栽培しています。

産地担当に聞くところによると
不思議と他の地域で栽培しても
同じようなホクホクには
ならないらしいのです。

どこで、誰が作るかって、
大切なんですね。

ちなみに、大地を守る会では
加工用のかぼちゃについても、
生の野菜同様、毎年収穫目標を決める
いわゆる作付け契約というものを
行います。

この「作付け契約」は、
有機野菜を拡げるために
大地を守る会が1975年に発足以来、
ずっと大切にしている取組みです。

農薬を控えた農業は、虫や病気などの
リスクがどうしても多くなり、
見た目も均等でなかったりして、
一般流通では敬遠されがち。

なので、生産者にとっては
「作ってもどこも買ってくれないかも」
と思うと手が出しにくいものです。

そこで、「農薬を控えて作ってください。
そのかわり、収穫物は大地を守る会が
購入します」という約束をする。

生産者は、大地を守る会という
「売り先」があることで
収入減のリスクが減り、
安心して有機農業に取り組めます。

大地を守る会の野菜を
食べてくださる人が多くなるほど、
取引できる生産者の人数が増えます。

生の野菜だけでなく、
冷凍野菜も販売すると、
販売期間が長くなり量が増え、
それだけ有機野菜が育つ畑も広がります。

冷凍栗かぼちゃをはじめ、
大地を守る会の冷凍野菜は、
有機農業を拡げる役目もあるんです。

その昔、収穫したかぼちゃの大部分に、
皮に硬い部分ができてしまった年が
ありました。

え?「そんなかぼちゃは
引き取りません」って言ったら
いいんじゃないの?
と当時新人バイヤーだった私。

でも先輩バイヤーの答えは「NO!」。

その年は「“皮むき”冷凍かぼちゃ」や
かぼちゃのパン、スイーツを発売したり…
と加工原料用の野菜であっても、
生産者と協力して頭をしぼる先輩の姿勢に
これが、大地を守る会が目指す
持続可能な農業と食の流通なんだ!
感じた新人時代でした。

購入することで、
3K無しでおいしいおかずが作れ、
しかも有機農業も応援できる。

そんな優れモノ商品なのが、
「北海道産 冷凍栗かぼちゃ」。

ぜひこの冷凍かぼちゃで、
すてきなかぼちゃライフを
お送りください!