ティエピタとは?
イタリアでは古くからパスタなどでなじみのある食べ方で、温かいものと冷たいものを混ぜ合わせ、あえてぬるい状態にして食べることです。この温度は、素材本来の味を最も感じることができると言われてます。
なぜぬるめ?
夏は冷たいものを飲んだり食べたりすることが多く、からだを冷やしがち。かといって、熱々のものはちょっと…。という時にぴったりのからだにやさしいサラダです。
冷蔵庫から出した冷たいサラダに、フライパンひとつで簡単に作れるソースをかけるだけ。ボリュームもあって主役にもなれるサラダで、夏をのりきりましょう!
イタリアン
ベーコンと卵とレタスのティエピタサラダ
上にかける温かい具材 |
---|
オリーブオイル 大さじ1、ベーコン(1㎝幅に切る)、にんにく(スライス)、卵 1個、とうもろこし 1本(なければ省略可)、A(ホワイトワインビネガー 大さじ1、塩 少々、黒こしょう 少々) |
冷たいサラダ |
赤玉ねぎ 1/2個(玉ねぎでもOK)、ズッキーニ 1/2本、赤色パプリカ 1/2個(なければ省略可)、クレソン 1/2束、レタス 1/4個 |
作り方
- とうもろこしは2等分にし、まな板に立てておいて実をそぎ切る。
- 赤玉ねぎ、パプリカはスライスにし、ズッキーニは輪切り、クレソンは3㎝程度に切り、レタスは一口大に手でちぎって皿に盛り付けておく。
- オリーブオイルをフライパンに熱し、ベーコン、にんにく、トウモロコシを炒める。Aを加えて味を調えたら、卵を加えてくずしながら炒め、卵が半熟程度になったら火を止める。熱いうちに2の野菜の上にかける。
ティエピタサラダ(イタリアン)メイン材料一式
※下記リンクからご購入ください。
※売り切れ、天候不良により、お取り扱いができない事がございます。
和風
鶏とトマトのティエピタサラダ
上にかける温かい具材 |
---|
ごま油小さじ 1、鶏もも肉1枚、しょうが(千切り) 少々、A(酢大さじ 2、醤油大さじ 2、砂糖 大さじ 1/2、塩 少々) |
冷たいサラダ |
トマト中2個、みょうが2個、青じそ5枚、オクラ4本 |
作り方
- 鶏もも肉は2㎝幅に細長く切る。トマトはスライスにし、みょうがは縦半分に切ってから薄切りにする。オクラは斜め薄切りにする。青じそは千切りにする。トマト、オクラ、みょうが、青じそは器に盛り付けておく。
- フライパンにごま油を熱し、鶏もも肉を皮目を下にして入れて弱~中火でじっくりと4,5分焼き、こんがり焦げ目がついたら裏返して1,2分焼いたらしょうがを入れ、Aの調味料を加えて炒め、1のサラダにかける。
ティエピタサラダ(和風)メイン材料一式
※下記リンクからご購入ください。
※売り切れ、天候不良により、お取り扱いができない事がございます。
中華
ジャージャンサラダ
上にかける温かい具材 |
---|
豚挽き肉 150g、甘長唐辛子、A(酒 大さじ1/2、甜面醤 大さじ1/2、醤油 大さじ2、砂糖 大さじ1) |
冷たいサラダ |
きゅうり2本、なす2個、ミディトマト(ミニトマトでもOK)4個 |
作り方
- 甘長とうがらしは斜めに輪切りにする。きゅうりとなすは縦2等分にしてから斜め薄切り、ミディトマトは輪切りにして、お皿に並べる。
- フライパンを熱し、豚挽き肉を入れて中火で炒める。塊があるほうが美味しいので、あまりいじらずに両面こんがりするまで炒める。
- Aの調味料を加えて、さっと炒めたらすぐに甘長唐辛子を入れて火を止め、熱いうちに1の野菜の上にかける。
ティエピタサラダ(中華)メイン材料一式
※下記リンクからご購入ください。
※売り切れ、天候不良により、お取り扱いができない事がございます。
りんひろこ氏 プロフィール
料理研究家・フードコーディネーター。
医療系専門職として勤務する中で食と健康の関係に関心を持つ。京都で学んだ懐石料理や、東洋の食養生の考えをもとにしながら、忙しい現代の女性が気軽に実践できるレシピの考案、提供を行っている。
テレビ番組出演や雑誌掲載など多数。2014年出版の「NYスタイルのジャーサラダレシピ」は6万部突破し、ジャーサラダの第一人者でもある。