梅ジュース・梅酒・梅干し

初夏の手しごとレシピ

旬の味覚を漬ける『家族で漬ける幸せ時間』

旬の味覚を漬ける

初めての方にも手軽にできます。家族みんなで作れば、楽しさ倍増です。大地を守る会の上質素材なら、おいしく漬けられること間違いなし! 旬の味覚で我が家オリジナルの味作りをお楽しみください。

『梅』で手作り

梅ジュース

<材料>
青梅 1kg、砂糖 1kg

<作り方>

  1. 梅は水洗いした後、乾いた清潔な布で水分を拭き取り、竹串でヘタを取り除く。
  2. 煮沸消毒して乾かしたビンに梅と砂糖を交互に入れ、密閉して冷暗所に保存する。
  3. 翌日から1日に一度、ビンを揺すって中身を混ぜ、梅と砂糖をなじませる。
  4. 1~1.5カ月後、梅がしわしわになったらでき上がり。

梅酒

<材料>
青梅 1kg、焼酎 1.8L、氷砂糖または砂糖 350~700g

<作り方>

  1. 下準備は梅ジュースの工程(1)と同じ。
  2. 煮沸消毒して乾かしたビンに梅と氷砂糖を交互に入れ、焼酎を注いで密閉。冷暗所に保存する。

『梅』で手作り

さわやかな梅の香りに包まれての梅干し作り。手間はかかりますが、基本を押さえれば、初めての方でもおいしくできますよ。

<用意するもの>


※落し蓋は木のものでもよいですが、ガラスの平たい皿の方が梅酢を吸わず、カビがはえにくいので安心です。

梅の塩漬け

<材料>
梅干用梅 1kg、塩 200g(梅重量の20%)、焼酎 少々

<作り方>

  1. 届いた梅は、すぐに水洗いしてヘタをとる。
  2. ザルにあげて水気を切り、乾いたふきんで水をよくふき取る。
  3. よく洗って熱湯消毒した容器の内側をよくふいて、ひと握りの塩を振る。
  4. 梅を入れ、塩を振る、梅、塩と交互に入れていく。最後に多めに塩を振る。
  5. 焼酎少々を、梅にかかるように上から回しかける。
  6. 落し蓋をして、梅と同量~2倍の重さの重石をする。
  7. 毎日重石と落し蓋をはずし、容器ごとあおるようにゆする。梅酢(白梅酢)が上がってくるまで、約2週間くらい繰り返す。赤じそが出回るまでそのままにしておく。

赤じその塩漬け

<材料>
赤じそ(葉のみ) 約200~300g、塩 約20g(赤じその葉の重量の10%)

<作り方>

  1. 赤じそは枝から葉を摘み、ざぶざぶと水で洗い、水気を切る。
  2. 大きなボウルに入れ、塩の半量を振って全体になじませ、しばらく置く。葉がしんなりとしたら、両手で強く押すようにしてよくもんで、黒いアク汁が出たらきつく水気を絞る。出た汁は捨てる。
  3. ボウルをきれいにして赤じそを戻し、残りの塩を振って全体にまぶす。再びよくもんできつく水気を絞り、出た汁を捨てる。
  4. ガラス(またはホーロー)製のボウルに赤じその葉を入れ、梅の塩漬けで出てきた白梅酢をお玉で1杯くらいかけて、葉を軽くほぐす。しその葉から赤い汁が出たら、赤じそを塩漬けしておいた梅にかぶせるようにしてのせ、残った汁をかける。
  5. 落し蓋をして、重石をのせる。梅がきれいに染まるまで待つ。

※2015年05月18日掲載