旬の味覚を漬ける
初夏を楽しむ手しごと時間
梅が出回り始めたら、手しごとの季節の到来です。大地を守る会の生産者が 手塩にかけた梅や果物を使って、わが家の味を作りましょう。
梅ジュース・梅酒
お子さんも一緒に楽しめる梅ジュースやこっくり甘い梅酒。さわやかな香りと酸味がこれからの暑さも吹き飛ばしてくれそうです。
「真の食は農にあり」をモットーに農薬に頼らない梅作り
「私たちは約700年の歴史を誇る梅農家です。奈良や三重などの農園で有機や特栽レベルで梅を栽培しています。“肉厚で香りがいい”と、毎年好評をいただいています。梅酒や梅ジュースにぜひご利用ください」
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王隠堂農園の生産者・堀内俊秀さん
【梅ジュース】
<材料>
青梅 1kg、砂糖 1kg
<作り方>
- 梅は水洗いした後、乾いた清潔な布で水分を拭き取り、竹串でヘタを取り除く。
- 煮沸消毒して乾かしたビンに梅と砂糖を交互に入れ、密閉して冷暗所に保存する。
- 翌日から1日に一度、ビンを揺すって中身を混ぜ、梅と砂糖をなじませる。
- 1~1.5カ月後、梅がしわしわになったらでき上がり。
【梅酒】
<材料>
青梅 1kg、焼酎 1.8L、氷砂糖または砂糖 350~700g
<作り方>
- 下準備は梅ジュースの工程(1)と同じ。
- 煮沸消毒して乾かしたビンに梅と氷砂糖を交互に入れ、焼酎を注いで密閉。冷暗所に保存する。
梅干し
洗って、拭いて、干して、塩と一緒に漬けるだけ。塩加減に気を付ければ初心者でも比較的簡単に作れます。
基本の梅干しレシピ(塩分約20%)
その他
【梅ジャム】
<材料>
青梅1kg、砂糖500g~1kg(梅の重量に対し50%~100%)
<作り方>
- 下準備は梅ジュースの工程(1)と同じ。
- 種が取れやすくなるよう梅に包丁で切れ目を入れる。
- 梅に洗双糖を加えてまぶす。
- 水をカップ1/4程度、回しかける。
- (4)をほうろうまたはステンレスの鍋で中火で煮る。アクはていねいに取り除き、とろっとして種がとれるまで煮る。
【新生姜の甘酢漬】
<材料(作りやすい量)>
新生姜200g、酢100cc、水100cc、砂糖大さじ3、塩小さじ1
<作り方>
- 酢・水・砂糖・塩を鍋で一度煮立たせておく。
- 新生姜は割り箸などで皮の気になる部分をこそげ取り、繊維に沿うようにピーラーなどでごく薄く切る。
- 鍋に水(分量外)を煮立たせて生姜を入れ、再び沸騰してきたらザルにあげ、水気を切る。
- 熱湯消毒をした容器に(3)を入れ、(1)の甘酢を注ぐ。しっかりフタをして一晩置いたらできあがり。
【らっきょうの甘酢漬け】
<材料>
らっきょう2kg、漬け酢(酢5カップ、砂糖2と1/2カップ、みりん2と1/2カップ、塩大さじ1)、タカノツメ4~5本、下漬け用の塩適宜
<作り方>
- 【下漬け】 らっきょうは洗って両端を切り落とし、容器に入れる。らっきょうが隠れる程度の塩水(海水程度の濃度=約3%)を用意し、らっきょうの上からかける。一晩置き、ザルにあげてザッと水洗いし、浮いてきた薄皮は捨てて新しい塩水に漬ける。これを5日繰り返す。
- 【本漬け】
下漬けしたらっきょうをサッと洗ってザルにあげ、水気を切ってボウルに移す。
漬け酢の材料を合わせて一度煮立て、タカノツメを加えて熱いうちに(1)にかける。
冷めたら容器に汁ごと移す。10日目くらいから食べられます。
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※2015年05月18日掲載