おでんや鍋料理に欠かせない練り物。大地を守る会では、「おいしく安心なものを」という思いで原料を吟味し、食品添加物に頼ることなく作っています。私たちの目指す練り物は、余計なものを使っていないからこそ、きちんと魚の味がするのです。


4つの約束を守って「おいしい」を実現。
それには職人の腕と素材の良さが不可欠です。

①化学調味料(アミノ酸など)を使いません
②リン酸塩、合成着色料、たん白加水分解物などの食品添加物は使いません
③すり身原料は国産を優先します


昔ながらの石臼製法で
鮮度ときめ細かさを保つ「小竹輪」

いちうろこは、東海道五十三次の十六番目の宿場町・由比宿にあり、創業はなんと文政元年。200年以上の歴史ある練り物店です。
鮮度ときめの細かさを保つため、すり身は昔ながらの石臼製法ですり上げ、きめ細かく弾力のある食感にしています。根強いファンの多い「小竹輪」はガス直火製法で作られ、魚肉本来のうまみが生きたごまかしのない素朴な味わいです。

目の前の海で獲れた地魚を
すり身にした「おでんセット」

島根県にある別所蒲鉾店は、30年ほど前から「食品添加物のない加工場」を目指し、約10年前に目標を達成しました。加工場の目の前の海で獲れた新鮮な地魚のすり身も使用しているのが特徴です。
すり身にするのは、日々違った魚。だからこそ、常においしい品質を保つために職人の経験が生かされています。こだわりのだし付きのおでんセットは冬の人気の一品です。

素材の良さを生かしたいから。
食品添加物に頼らない「おとうふ揚げ」

漁業が盛んな宮城県石巻市で創業100余年。石臼を使って練り、魚種に合わせて練る時間と塩を加減し、弾力と粘りを出しています。食品添加物に頼らない製法にこだわるのは、自然が作り上げた素材の良さを100%生かしたいという想いから。
東日本大震災では創業地・石巻市の工場が津波で被災しましたが、現在は、太陽光や風力発電を備えた東松山市の工場で製造を続けています。