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スタッフ偏愛商品コラム vol.33

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今回の当番

お客さまサービス担当
小口侑希子（おぐちゆきこ）

夫と4歳の息子と3人暮らし。

1年前から始めた庭いじり、
暖かくなって新しい枝葉が
芽吹きはじめましたが
どれもこれも愛おしくて剪定できず、
だんだんボサボサになってきたのが
最近の悩みです。
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こんにちは、おぐちです。

春になると、頭の片隅に現れてくる
「健康診断」…。

夫も私も、自粛を理由に
どんどん体にお肉を蓄えてまして、
早く大きくなりたい息子と
お風呂前に体重計に乗っては
「わー、ママもまた増えてるね♪」
と無邪気な攻撃を受けています。

そんな私から今日ご紹介したいのは、
少量でお腹も心も満たされる間食。

増量中の私がご紹介しても
説得力がないですが…
この紹介を機に、自身の間食も
見直したい意気込みでお届けします！！

第3世界ショップの
よくばりナッツミックス（油・食塩不使用）

くるみ、アーモンド、ピスタチオと
カシューナッツの4種類のナッツを
バランス良くミックスしています。

くるみはローストせず生のままです。

おすすめポイントはこちら！

おなかが満たされる

ナッツはやっぱり
腹持ちがいいんですよね。

小腹が空いたなという時に、
小皿に食べる予定の量だけ
先に出しておいて（おいしくて
止まらなくなるのでここ大事です）
お茶と一緒に召し上がるのがおすすめです。

こちらの商品は油も食塩も
使っていないので、
塩分なども気になりません♪

素材がそのままごろごろと袋に入っていて、
食べるとナッツの甘さ、香ばしさが
ダイレクトに味わえます。

ミックスナッツ、市販品だとわし掴みで
どんどん食べてしまうんですが、
それぞれの味の主張がちゃんとあるので、
こちらは1粒ずつ噛みしめながら
いただいています。

そうやってじっくり味わって
嚙んでるうちにお腹が満たされてきます。

桜の小皿はいま限定！
ハタチの誕生日に友人からもらったので、
20年近く愛用してます。

こころが満たされる

間食、吟味するなら心の充足感って
大切だよなーって最近思います。

どうせちょっとだけ食べるなら、
おいしい物が食べたい。

さらには、食べることで世の中が
ほんの少しでも良くなってるなら
協力できた気持ちが免罪符にもなる。笑

この商品を販売している
「第3世界ショップ」は、
貧困とそれに伴う問題を
仕事創りで解決しようと、
1986年に日本で初めて
フェアトレード事業を始めた団体です。

大地を守る会でも、
ナッツ以外にもドライフルーツや
チョコレート、スパイス、
ハンディクラフトの雑貨品などの
販売のお手伝いをさせていただいています。

こちらは、第3世界ショップの
インドのミラー刺繍の生産者さんたち。

「よくばりナッツミックス」の
原料ナッツもすべて、オーガニックか
フェアトレードのものです。

フェアトレードとは一般的に、
「途上国で作られた作物や製品を適正な
価格で継続的に輸入・販売することで、
生産者の生活向上を支援し、貧困問題の
解決を目指す貿易の仕組み」です。

第3世界ショップさんのフェアトレードは、
栽培方法や制作過程を
詳細に確認することはもちろんですが、
生産者と直接対話する「顔の見える関係」を
最も大切にされているそうで、
大地を守る会の考え方にも似ているな、と
親近感を感じています。

例えばカンボジアのカシューナッツ。

第3世界ショップの仲間
CWA（Community Work for Asi）が
生産しています。

産業がほとんどなく、
殻付きのままベトナムに
買われるだけだったカシューナッツを、
現地の村との協働プロジェクトにより、
カンボジア国内で加工し、
輸出できるまでになったそうです。

カンボジアのカシューナッツ加工。
今回商品ご紹介したい！と相談したら、
第3世界ショップさんが快く写真提供してくださいました。

おまけ：フェアトレードとの出逢い

ここから個人的な話ですが、
偏愛コラムを執筆することになってから
「一度はフェアトレード商品を
ご紹介したい！」
と密かに思っていました。

大学生の頃、ゼミのスタディツアーで
ベトナムを訪問した際に、
現地の大学生、ジャンという女の子と
仲良くなりました。

夜、ご飯を食べに彼女に
屋台へ連れて行ってもらった際、
小学校低学年くらいの女の子が
「ガムを買って欲しい」と
近づいてきました。

私は初めてのアジア、初めての経験で
思わず見ないふりをしてしまいましたが、
ジャンは普通にガムを購入していました。

「生まれる時に環境は選べないから、
彼女よりも恵まれた環境に生まれ育った
自分が買うのは当然のこと」という言葉に
衝撃を受け、そこから国際協力に
興味を持つようになったのですが、
ビジネスという手法で
課題を解決しようとするフェアトレード、
微力ですが買い支えたいなと思っています。

なので、フェアトレードのものは、
まさに私の「偏愛」商品です。