スタッフ偏愛商品コラム vol.1
![大地を守る会 スタッフ偏愛商品コラム](/external/category/image/6510/01_01.jpg)
季節の葉物と煮びたしがおすすめです
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今回の当番
お客さまサービス担当
迫田 明香(さこだ さやか)
千葉在住の夫婦二人暮らし。
最近テレワーク続きで
体重がまずいことになり、
令和版ビリーズブートキャンプに
再入隊を検討中。
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みなさん、こんにちは!
大地を守る会の迫田です。
今年の3月~5月に連載していた
「おうちごはんのヒント」が
帰ってまいりました!
きっと7月になれば
もうコロナも収まっているだろう、と
ちょっと思っていたのですが、
まだまだ油断できない状況が
続きそうですね。
でも、どんなときでもかかせないのが
ごはんをつくり、食べること。
そこで、みなさまと同様、
毎日の食事作りに
奮闘しているスタッフが、
日々のごはんづくりで使っている食材と、
食べ方をご紹介します。
みなさまのごはんづくりに
ちょっとでもヒントになれば幸いです。
さあ、では行ってみよう!
![](/external/category/image/6510/01_02.jpg)
おとうふ揚げのパッケージには
小学校のお子さんが描いた絵が。
これがまたいいんです。
私は送料お得便の火曜日コースです。
注文〆切前日の木曜夜、
よっこらしょとカタログをひろげ、
真っ先に探すもの。
それが「おとうふ揚げ」。
この世におとうふ揚げある限り、
必ず注文すると心と胃袋に誓っています。
それはもちろんおいしいから。
出汁なしでおいしい煮ものが作れる本品は
ずぼらな私の救世主!
そしてそれ以上に
生産者の高橋徳治商店を
全力で応援したいから、です。
全力応援の理由をご紹介する前に、
みなさん、そもそも「おとうふ揚げ」って
何だかご存知ですか?
白身魚のすり身と
お豆腐を混ぜて揚げた練り物で、
食感は歯ごたえのあるはんぺん
といった感じ。
すり身の甘さと
お豆腐の柔らかさがミックスされた
おいしいおいしい一品です。
![](/external/category/image/6510/01_03.jpg)
おとうふ揚げ。1つが直径4cmくらい。
厚みがあるので食べ応えあり。
おとうふ揚げの素晴らしいところは、
出汁がなくても
おいしい煮ものが作れるところ。
煮るとおいしいだしが
じゅわじゅわ出るんです。
5個入りですが、
1個がゴルフボールをつぶしたくらいの
結構な大きさで、身がしっかりしてるので
食べ応えばっちり。
1人2個あれば十分満足できます。
冷凍品なので、保存がきくのもうれしい。
冷凍庫に無いと
すごく心配になるくらいです。
煮ても「ふにゃっ」と柔らかくならず、
本体から味が抜けずにおいしい。
なかなかそういう練り物ってありません。
その秘訣は、すり身自体が
いいからなんだそうです。
練りもののすり身原料って、
一般では海外産の魚を使い、
保存性を高め、
ぷりぷり・しこしこの食感を生むための
リン酸塩が入っている場合があります。
でも、高橋徳治商店では
40年以上前から、国産魚が原料の、
食品添加物の入っていないものを
使ってます。
お豆腐だって、
国産大豆とにがりを使って作ったもの。
![](/external/category/image/6510/01_04.jpg)
煮てもふにゃふにゃにならない!
…って、こうやって書くと
簡単なことのように思えちゃうんですが、
作り手にとっては
すごく大変なことなんです。
原料費は高くなるし、
とくに国産のすり身原料を
作っているところはとても限られていて、
探すだけで一苦労。
さらにですね、
「日本のおさかなと
お豆腐つかってるんだから、
油も米がいいんじゃない」ということで
米油で揚げているのですが、
それもなかなか無いこと。
一般では揚げ物の油は、
安価なパーム油が使われることが
多いのです。
![](/external/category/image/6510/01_05.jpg)
社長の高橋英雄さん。
名前のとおり、東松島市のヒーローです。
さて、で、なぜ私が高橋徳治商店を
全力応援しているか、ですが、
住所を見てピンときた方も
いらっしゃるかも。
ここは、もともとは
110年近く宮城県石巻市で
練りものを作り続けてきた老舗でした。
でも、あの東日本大震災で壊滅的な、
本当に壊滅的な被害を受けたんです。
工場がまるごと浸水し、
社長の高橋英雄さんは、
もうやめるしかないと思われたとか。
でも、国産原料で水産加工品を作ってきた
火を絶やしたくないとの気持ちや、
全国のお客さまから寄せられた
応援のメッセージに再起を決意。
東松島市の高台に場所を移して
操業再開されたのです。
その際、「やるなら、今までと同じもの
ではなく新しいものを」
という熱い気持ちで作られたのが、
この「おとうふ揚げ」です。
そんな高橋徳治商店さんを応援したい!
しかもおいしく!
そのために私はおとうふ揚げを
買い続けるのでした。
……と、
固~いおはなしになってしまいましたが、
おとうふ揚げはとっても柔らかくて、
おいしいです。
やさしくてふんわりしてるけど、
芯のあるしっかりものなにくいやつ、
それがおとうふ揚げ。
疲れて帰ったときの夕食に食べると、
本当にほっとした気持ちになれる、
素朴でおだやかな味わい。
おとうふ揚げ、大好き。
これからもずーっとずーっと
食べ続けたいと思うのでした。
![](/external/category/image/6510/01_06.jpg)
おすすめの食べ方
・出汁いらず煮びたし
水と酒、醤油を入れた煮汁に
冷凍のままこれを入れて5分くらい煮て、
小松菜やキャベツや水菜など
好きな葉物を加えて3分くらい煮る。
・かんたん卵とじ
煮びたしにしたものをさらに卵とじに。
おとうふ揚げが分厚いので
一度出して横に切るのがおすすめ。
・焼くだけ
冷蔵庫で解凍して軽くフライパンで
焦げ目をつけ生姜醤油で。
お弁当の具にしても。
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