~おうちでできる~めぐるからだ vol.3(全6回)
季節の変わり目の不調はなぜ?
マインドフルネスですっきり

監修:ヨガインストラクター中迫みずき

日中は暖かいけど、日が暮れるとグッと気温が下がり、寒暖差の激しい季節の変わり目。
「何だか体がだる重い」「食欲がわかない」反対に「だらだらずっと食べてしまう…」など季節の変わり目に不調を感じるという方は少なくないと思います。

私たちの体は自律神経によって体温調節が行われているとされています。
急な寒暖差や気圧の変化によって、自律神経が乱れることにより、肩こり・だるさなどの肉体的な不調だけでなく、やる気減退、食欲不振などにも影響が出てくるとされています。

そんな季節の変わり目にお勧めなのが「おうちセルフケア」
簡単に実践できるケアをいくつかご紹介します。

身体を温める

暖かい飲み物やスープで体を温める。

セルフマッサージ

お風呂上りはお気に入りのクリームやオイルでセルフマッサージ。
特に足裏やふくらはぎを揉むことで、代謝を高めましょう。

おうちストレッチやヨガ

やり方

  • ブランケットやバスタオルを丸めて筒状にしたら、肩甲骨の下に接するように置いて仰向けになります。

    両手を伸ばし、脚は楽な幅に開きます。5分~10分力を抜いてキープ。

効果

胸を大きく開いて気持ちを明るくリフレッシュするポーズ。
肩こり緩和にも効果的。

それでも気分が晴れない方には
「マインドフルネス瞑想」がおすすめ。

瞑想は思考をクリアにポジティブにする方法として昨今、日本でも広まっています。
でも「瞑想」と聞くとちょっと高いと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
お勧めしたいのが「マインドフルネス瞑想」。
やり方は簡単で、一つの事に集中する時間を持ちます。

まずは簡単な方法からはじめていきましょう。
例えば歩きながら一歩ずつの足の感覚を感じたり、食事をする際には一口ずつ丁寧に味わう。それだけでも心を整える効果があるとされています。一口ずつ丁寧に食べ、よく噛むことで、食べ過ぎの防止や「セロトニン」の分泌がなされるといわれています。

簡単な方法に慣れてきたら、椅子や床に座って1分間、自分の呼吸の音を聞いて、目を閉じてみましょう。考え事が浮かんでも、自分の呼吸に意識を戻します。あっという間に1分~3分経ちます。
緊張感や不安感が和らぎますよ。

中迫みずき

中迫みずき

ヨガ・ピラティスインストラクター/
インナービューティーダイエットアドバイザー/

18歳の頃、母の勧めでヨガを始め、心と体を整えるヨガの効果を実感。20代前半で潰瘍性大腸炎を患い、食事、睡眠、運動の日々の習慣を見直すきっかけに。
大学卒業後、美容メーカー、総合病院に勤務を経て、毎日の習慣が自身を変える「セルフケア」の大切さを学び、現在はヨガインストラクターとしてスポーツクラブや公共施設、YouTube等のSNSを通じて“今日よりもっと心も体もキレイになる”簡単セルフケアを運動、食事、腸活の観点から発信中。

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