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スタッフ偏愛商品コラム vol.39

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今回の当番

お客さまサービス担当
小口侑希子（おぐちゆきこ）

夫と4歳の息子と3人暮らし。

健康のため今春から片道7kmの
自転車通勤はじめました。

先日保育園の保護者会で
「お母さんの好きなところは？」
という事前アンケートに
「ヘルメット姿」と
一人独特の答えでひと笑い取りました。
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こんにちは。小口です。

今回ご紹介するのは
冷蔵の挽肉です。

冷凍じゃなくて
冷蔵っていうのがポイントです。

私、以前は利便性から
ずっと大地を守る会のバラ凍結の挽肉を
愛用していました。

にもかかわらず
冷蔵にチェンジしたのには
訳があります。

実はこの商品、
2019年に製造工程を見直した際に
一度、販売中止になってしまいました。

中止になった際、
私たちもびっくりするほど
多くのお客様から
復活希望のお声をお寄せいただき、
さっそく“冷蔵挽肉復活プロジェクト
チーム”が発足したのです。

…なんて、堂々と言えるものではなくて、
そもそもご要望いただいてしまう前に
熟考するべきだったことも
今回学ばせていただきました。

みなさまからのお声は
学びにも励みにもなります。

いつも本当にありがとうございます。

当時、大地を守る会の品質管理の
仕事をしはじめた担当者に相談したら、
「え！一度も冷凍しないんですか？
それはすごい！珍しい！
ぜったいおいしい！！」と驚かれて、
これは間違いないなと
確信したのを覚えています。

いまの製造工程のまま、
原料肉を加工してお届けするまで
一度も冷凍せずに、冷蔵で流通させるには
どうしたらいいか？

原料、包装、配送時間など、
ひとつひとつ確認・見直しをして、
販売中止から半年後、
真空パックで再度登場となりました。

真空パックはゴミが減って良い
というお声もいただきました

こんなにもファンが多く
復活を熱望されていた冷蔵挽肉、
と畜場・加工場・物流現場が
工夫を重ねて生まれかわった冷蔵挽肉、
どんなものかしらと、
それまで冷凍派だった私も
復活後さっそく購入してみたんですが
これがおいしい！

目からうろこのおいしさだったんです。

消費期限こそ気になりますが、冷蔵だと、
冷凍肉よりも使いたい時にすぐ使えて、
お肉の臭みも少ないように思います。

すっかり私も虜になって、
それから約1年、
挽肉は冷蔵ばかり買っています。

出来立ての料理は
お肉の臭みが気にならなく、
冷めた後も肉の味がしっかりあるので
お弁当もおいしいのです。

仙台黒豚会の久保さん親子

原料の豚肉は「大地うまみこい豚」。

広々とした育舎で、
一般より1ヵ月ほど長く育てています。

効率重視の肥育ではなく、
うまみを引きだすためのエサ選び、
育て方が採用されています。

真空パックのお肉は
一見くすんだ色に見えますが、
これがもともとのお肉の色なのだそうです。

見慣れない形状ですが、
お肉のまわりをハサミでコの字に切れば
簡単に開封できますよ。

開封してお肉が空気に触れると、
色が徐々に赤くなってきます。

お肉をダイレクトに感じるには
ハンバーグなどが良さそうですが、
私の家は大地を守る会の配送が月曜日、
腹ぺこの4歳児と一緒に保育園から
帰宅してからの夕食準備は毎日が戦場で、
消費期限内に冷蔵挽肉を使った
ハンバーグを作るのは、夢のまた夢です。