畳替え・置き畳

日本の気候風土に適した畳は非常に優れた内装品です。大地を守る会の畳は、素材の安心感と、美しさ、耐久性そして心地よさを兼ね備えています。それは大地を守る会の安全基準に基づいて生産者が丹精込めて育てた国産い草ならではのものです。

魅力をご紹介

見た目ではわからない畳の違い

現在、畳に使用されるい草の80%は中国産ですが、価格が安い半面その品質はどうでしょうか。
まず、中国産のい草は、農薬の使用数などの栽培履歴が不明なものが多く農薬取締法などの規制がかかっていません。また、気温の違いにより成長途中で刈り取られるため、表皮や芯の成長が不十分で、中身がスカスカでクッション性が弱い早熟ない草となってしまいます。
出荷の際には、コンテナ内でカビの発生を防ぐために過剰に乾燥して出荷されるため、表皮がもろく、早くささくれたってしまい、耐久性が劣るものが多くあります。
これら中国産や一般的な国産い草を含め、価格が第一に重視されることが畳の品質に影響しています。
価格を安く抑えるために、より安いい草を使い畳表に加工し、1畳あたりに使用するい草が少なく、目が詰まっておらず、それでも見た目を良くするために化学染料で着色するなどした、見た目ではきれいに見えても、質が伴わないものが多いのが実情です。
使い初めには、見た目だけなら一般品も大地を守る会の畳も、それほどかわりませんが、使いこむうちに、色の変化や、表面のささくれ立ちなどで大きな差が出てきます。良いい草は、こすれに強く、きれいな黄金色に変化していきます。一般品と値段が違っても、より長持ちし、品質が良く、安心感がある。それが大地を守る会がお勧めする畳です。

防虫紙は本当に必要?

殺虫剤のCMなどでは、畳はダニの温床のように扱われることも多く、防虫加工していない畳を入れたら、ダニやカビがひどいのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。最近では防虫紙ではなく、床の素材自体に防虫剤を練りこんでいる商品もあるほどです。
でも、防虫加工は本当に必要なのでしょうか? 実際、防虫紙は殺虫剤系の農薬を浸み込ませたもので非常に毒性が高いわりに、住まいの環境次第ではあまり効果はないとも言われています。カビやダニは、食べカスや老廃物などのエサと、温度湿度の環境が整うと発生します。ですので、こまめに掃除し、換気をするなど、カビやダニが発生しにくい環境を整えれば、防虫紙を使う必要はありません。

色は天然染土で染める

天然染土(左)と化学的な着色剤(右)

昨今はだいぶ減ってきていますが、見た目を良くする(より青く見せる)ために、泥染めの工程で天然染土に着色剤をまぜて使用するケースがあります。大地を守る会のい草は、化学的な着色剤は一切使用せず、2種類の天然染土(自然にとれる石をくだいたものや土)を使って自然な色合いに染めています。

農薬不使用または減農薬栽培のい草を使用

国内の一般的ない草栽培は、殺虫剤・除草剤等の農薬を栽培期間中に11回前後使用しています。
大地を守る会の畳に使用するい草は、い草栽培本場の九州の生産者の手により、農薬の使用を0回から5回にまで抑えて栽培され、その栽培経過も確認をしたものです。また、毎年収穫後に抜き取りサンプルでの残留農薬の測定も行っています。

畳表ができるまで

  • 1 苗の移植
    8月に来年用の苗を株分けし、株分けした苗を11月中旬から12月中旬にかけて本田に植え付けます。
    ※画像は捕食している様子。ほとんどの場所は機械で植え付けます。

  • 2 田んぼでの生育
    5月ごろに先に育ったい草の先端を切り取って(先刈り)新芽の発育を良くします。先刈りの後に、育ったい草が倒れないようにネットを一面にかけて成長と同時に、徐々にネットの高さを上げます。
    6月下旬から7月中旬にかけて収穫となります。

  • 3 い草の加工
    染土を入れた漕に収穫したい草を浸けます。泥に浸けたい草を乾燥庫に入れ、約16時間乾燥します。乾燥工程が終わったら、長さ毎にい草を選別します。

  • 4 織り・品質チェック
    畳の形にするために、はた織りと同じ要領で左右からい草を飛ばし、織り込んでいきます。仕上がった畳表を、一枚ずつ目で見ながら、切れているい草がないかチェックしていきます。

生産者紹介

小林昌修さん(左)と父の小林善明さん

小林昌修さん(熊本県八代市)
父の代から減農薬のい草栽培に取り組み始めましたが、農薬を使うのが当たり前という状況の中で、当初は周囲からの目は決して良くなかったと言います。そのような状況の中、昌修さんは、日々減農薬栽培の知識や、い草栽培の技術を磨きあげ、今では周囲の若い生産者が昌修さんに教えを乞うこともあるなど、地域でも一目置かれる存在です。
昌修さん曰く、栽培のコツは「自然に逆らわず季節を読んで栽培すること」。その年の天候により、水をはる時期や、防除のタイミングを見計らい、農薬を少なくしても質のよいい草が安定的に収穫できています。
「い草の栽培は奥が深くて、勉強しだしたらきりがない」と昌修さんはいいます。そんな昌修さんの夢は、今後さらに勉強を重ねて、無農薬・無肥料の栽培を実現すること。その実現に向けて、家族一丸となってい草づくりに取り組んでいます。

置き畳~リビングに置くだけで、くつろぎの場を

  • 軽くて移動や収納に便利
  • 夏涼しく冬暖かい
  • 洋間に置くだけで和の空間に
  • クッション性が高く安らげる
  • 災害避難時の敷き物としても有効

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